【一大決心】私ナナ・シー、会社員をやめてバイトします!

 

こんにちは!

好きを仕事にしたいアラサーOLのナナ・シーです。

今年の春初めての転職をしてから、ぴったり半年。

「仕事が楽しくない、興味を持てない、自分の存在価値がわからない」

安定だけを求めて転職先を決めた結果、私は”人生のモンモン期”に突入してしまいました。

 

失いかけた自分を取り戻したいと悩み抜いた結果、石橋を叩いて叩いて渡れないタイプの私ですが、ついに一大決心をしました。

後に引けなくなるように、ここで宣言したいと思います。

 

私、会社員をやめて勉強のためにアルバイトをします!!

 

今までの人生、一度もレールを外れたことのなかったバカ真面目ちゃんな私にとって、26歳でフリーターになるなんて清水の舞台から飛びおりるような覚悟です。

それでも、やってみたいことが見つかった。

見つかったというか、「そんなの無理だ」と頭の片隅においやって、いつしか忘れていたことを思い出しました。

決心するまでの経緯とこれからについて、お話したいと思います。

 

決心にいたるまでの経緯

「待遇の良さ」だけを求めて転職

2018年春、新卒で入社した会社をきっかり3年で退職し、初めての転職を経験しました。

転職活動時、次の会社に求めていたことは1つ。

待遇の良さ、それだけでした。

 

「どうせ仕事はつまらないんだから、待遇さえよければ何の仕事でもいい」

 

ブラック企業勤めの経験から、私は働くことに対して嫌なイメージしか持っていませんでした。
だから、別にやりたい仕事なんてなかった。できるなら一生働きたくなかった。

どうせ何をやってもつまらないなら、せめて待遇が良ければ我慢できるだろう。

前職での待遇の悪さに消耗しきっていた私は、お金と休みさえあれば幸せになれると盲信していたんです。

こんな思いで、残業少なめ・年間休日120日以上・福利厚生充実をキーワードにマイナビの検索をかけていました。

社会に揉まれひねくれて、世の中を斜めに見ていたように思います。

 

 

そうして無事内定が決まった先は、前職と同業界の会社。

この会社を受けた理由は、志望動機をそれっぽく作り上げるのが楽だったから。

「この業界が好きなんです!ウソじゃナイデス!前もそうだったし!ね?ほんとでしょ?」と。

 

上司ガチャで失敗

いざ入社してみると、待遇の良さに偽りはなく、残業もほぼなければ給料や手当も充実していました。

前職との差に有り難みを感じたので、早く仕事ができるようになろうとがむしゃらに頑張りました。

 

しかし、数ヶ月が経ち仕事にも慣れてきたころ、上司との相性の悪さを感じはじめました。

小さな会社なので、上司といえど会社の社長。

頭の回転が光並みに速い社長にとって、要領の悪い私は人間のゴミにしか見えないのだと思います。

なんでこんなこともできない?と馬鹿にされ、鼻で笑われ、ショートカットキーを使わないとヒステリックに叫ばれる。

毎日人格を否定されているような気がして、私はどんどんどんどん腐っていきました。

愛想笑いにも疲れ、顔が引き攣る。

笑われるかもしれませんが、神経質な私は苦手な人のスリッパの音や加齢臭にも過敏になってしまうので、社長が近づくだけでパニックです。

それでさらに失敗を起こす。

いつしか仕事を教わっているときも、社長は私と違って優秀な同期だけを見て話すようになりました。

ここにいる意味がわからなくなった。

私なんていらない人間だ。

会社のトイレで隠れて泣き、家に帰っても泣き。

理不尽に怒られた日にはついに、社長の前でも泣いてしまいました。

 

辞めてしまいたい。

でも、たった数ヶ月で辞めるような人間を雇ってくれる会社なんてない。

つまり逃げ場はない。

仕事ができなくて無能で存在価値がないんだから、死んだほうがいいんじゃない?

 

本との出会い

 心があまりにも辛くて、本能的に救いを求めていたのだと思います。

本といえばゲームの攻略本くらいしか読まない私が、ふと書店へ立ち寄りました。

向かったコーナーは、ビジネスと自己啓発

そこで、宮本佳実さん著『大丈夫、あなたは「好き」を仕事にできるから。~人生のモンモン期をするりと脱出する方法~』という本に出会いました。

この一冊が、私が再出発を切るきっかけとなりました。

 

あれ?私はどうして毎日辛い思いばかりしているんだろう?

たった一度の自分の人生なのに、どうして楽しんでいないんだろう?

「存在価値がないから死にたい」んじゃない。

素直な気持ちは「存在価値がほしい」 なんじゃない?

 

本を読んで浮かんだのは、こんな疑問たちでした。

存在価値がほしい。何かになりたい。でもどうしたらいいのかわからない。

私はまさに、宮本佳実さんのおっしゃる”人生のモンモン期”のまっただなかにいたんです。 

 

私も好きを仕事にしたい

ふと、数年前に美容師さんと交わしたとある会話を思い出しました。

 

「お昼休みもまともに取れないなんて、美容師の仕事が嫌にならないんですか?」

「大変ですけど、好きでやってることなので楽しいですよ」

 

人生のうち長い時間を費やす仕事が楽しいなんて、そんな幸せなことはないですよね。

毎日嫌々働いて、一歩会社を出れば仕事の愚痴ばかり。

一度しかない人生なのに、こんなことをしている時間がもったいないと思うようになりました。 

 

挑戦して仮に失敗するなら、むしろ今しかない。

「今更遅い、ではない。今が一番早いんだ」

中学の担任もそう言っていました。

 

私の「好き」は。

 好きを仕事にしたい。

私の好きといえば、一番先に思いつくのは動物でした。

その中でも、特にわんちゃん。

 

f:id:sevenc:20180930175019j:plain

 

小さい頃からずーっと犬が好きで、でも家の都合で飼うことはできませんでした。

だからこそその逆境への反発で、わんちゃんへの愛が異常なのかもしれません。(笑)

 

でも、ペット関係の専門学校に通ったわけでもなければ、そもそも飼ったことがないのだから飼い主さんのお悩みも人より想像できない。

だったらよし犬を飼おう!なんて、軽率にはできません。

それも犬が好きだからこそ。

 

だからまずは、今の自分でもできることから始めようと思いました。

今は通信講座で、ペット看護師・ペットセラピストの資格取得に向けて勉強中です。 

ホリスティックケアカウンセラーや、ドッグトレーナーにも興味がある。

学習欲がとまらない!

現状まだ会社をやめられてはいませんが、やめて好きなことを仕事にする!と決意しただけでも、視界がパッと明るくなって毎日うきうきしています。

 

 初めての挑戦への恐怖

 

ちなみにこの年齢でお恥ずかしいのですが、貯金はほぼほぼありません。

生活費でいえば、正直2ヶ月分もありません。

すぐにアルバイトを始めるので一応収入はあるとはいえ、月収は大幅に下がります。

ですので、よしっフリーターになろう!とすぐ決意できたわけではありませんでした。

 

会社やめたい…正社員は無理でも派遣でなら転職できるかな…でも給料が…やっぱりやめたい…でもフリーターじゃ休みが減る…でもやめたい…ライター?ブログ?フリーランス?いやいやなんの能力もないのに…うーん…

 

と、数ヶ月の間ぐるぐるとお得意のデモ・ダッテを繰り返しました。

生来私は、ドが100個くらいつくドドドド…ネガティブ人間なんです。

しかしやっぱり、最終的にはこんなことをしている時間がもったいない

悩んでいたってお金が降ってくるわけでも、会社をやめられるわけでもないんです。

 

敷かれたレールを一度も外れたことがなかった私ですから、正社員の肩書きを蹴ってフリーターになるなんて、怖くて怖くてたまりません。

安定した会社に転職できたことを喜んでくれた真面目な両親も、この話をしたらびっくりして腰を抜かしてしまうと思います。

でもやっぱり今しかない。

 

私のように、何かを始めたいけど怖くて一歩を踏み出せない人はたくさんいらっしゃると思います。

ならば私が先鋒になります!

どうなるかわからない。

やっぱり休みが欲しいお金が欲しいと言い出すかもしれない。

でも、もっと楽しい人生が待ってるかもしれない。

レールを外れるのが怖い人はぜひ、実験台としてこれからの私を見ていてください。

 

ペットショップで働きながら学ぶ

犬に関わる仕事がしたい、だから勉強の意味でも一度ペットショップで働いてみたい。

と思っていることを、5年程ペットショップの正社員として働いていた友人に相談してみました。

ペット関係の 専門学校を出たその友人ですら辞めてしまったのですから、おすすめしないと言われてしまうかな、と思いつつ…。

しかし返ってきた答えは意外で、めちゃくちゃ勉強になるからやってみな!という言葉でした。

 

この言葉に背中を押された私は、デモダッテのぐるぐるから抜け出し、今回の決意をするに到りました。

 

今後ずっとペットショップで働くというわけではなく、場合によってはめちゃくちゃ楽しくてそうなるかもしれませんが、今は犬に関わるいろんな仕事に興味があります。

ドッグセラピー、しつけ教室、ライター、ドッグカフェなど、ほんとに色々。

アルバイトをしながら、自分が一番やりたいことを見つけていけたらと思っています。

 

なんて、まだバイトに採用されたわけでもないのに言っちゃってますがね!(笑)

とりあえずは10月中に、やめる旨を会社に伝えたいと思っています。

 

 

バカ真面目ちゃん、人生初めての大きな挑戦。

こわいこわいこわいこわい。でも、

わんちゃんたち!!待ってて!!