近況報告。ホワイト正社員編からいざフリーター編へ!

 

ハッピーハロウィン!

こんにちは、ナナ・シーです。

先日、一大決心を発表しました。

 

sevenc.hateblo.jp

 

そしてあれから1ヶ月。

いろんな動きがありましたので、近況報告をさせていただきたいと思います。

 

退職が決定!

 

一大決心の発表から9日後の、10月9日。 

 

そして、 その翌週金曜日。

 

 

有言実行。

会社を辞めました!

 

 

石橋を叩くのが趣味なの?というくらい、何かをする前には悩んで悩んで悩み倒す私。

ですが、やると決めたら行動が早いのは、思い返せば昔からだったように思います。

 

やめるにあたって悩んだこと

 

最低限必要な引き継ぎなどを済ませたら、とにかく最短でやめたかった私。

早く次のステップに進みたくて、はやる気持ちが抑えられませんでした。

会社規定には、「退職願は○日前までに提出すること」「提出後○日間は引き継ぎのため必ず出勤すること」などいくつかルールが書いてありました。

そのため、バカ真面目ちゃんな私の頭はがちがちにこのルールに縛られることになります。

だから退職願には、最短でやめられるよう計算した日付を書きました。

 

そして、やめると伝えたあとしばらくは職場にいないといけないのか…という悩みが生まれます。

「このゆとり社員入社半年でやめるのかよ」という冷たい視線を想像するだけで、メンタルがやられそうになりました…。

というのも、平均年齢が40代後半〜50歳の大ベテランが集まった職場では、「最近の若者は〜」という話題が出るのはよくあることだったので。

だから、自分もあんなふうに陰口を言われるんだろうなぁ…という悪い想像が頭から離れませんでした。

 

でも「仕方ない、それよりも私は次に進みたい」と自分に言い聞かせ、上司をメールで呼び出します。

口頭で呼び出して、周りに察され悪い噂が広まるのが怖かったので。

 

また「考えすぎ」だった!

 

退職希望の旨を伝え、後日改めて退職日の相談をしました。

前述のとおり会社規定のルールが頭にこびりついていた私でしたが、会社的には規定は案外気にしていない様子。

規則やルールには結構厳しい会社だったので、意外でした…。

まぁ私がまだ入社半年のぺーぺーだということもあったのだと思いますが。

そして結局、思っていたよりも早い日程で退職できることが決定しました。

 

ここでふと思いました。

あぁまた、行動する前に考えすぎるクセが出てしまっていたなぁと。

上司に退職希望を伝える前に、周りの目を気にしたり怒られたらどうしよう…だったり色々心配ばかりしていたのですが、言ってみたら案外するっと物事が進みました。

 

最近こんな風に杞憂に終わることが多いので、「考えすぎて行動できない」を克服するには、こうやって「大丈夫だった経験」を増やしていくのがいいのかなぁと思いました。

無駄に考えすぎて、せっかくのチャンスを逃してしまうようなことがあってはもったいないですからね。

 

ナナ・シー、フリーター編

 

さて、有休消化を含めて10月末での退職が決まった私。

次にすることはもちろん、アルバイト先を決めることです。

あそこで働きたい!と狙っていたペットショップの求人に早速応募しました。

 

いざ面接!

 

心臓バクバクで挑みましたが、無事滞りなく終えることができました。

ちなみに聞かれた質問は、志望動機、長所と短所、前職の退職理由とか、そのくらいだったと思います。

就活マニュアルなんかをみていると、「ネガティブな退職理由は言っちゃダメ!」なんて鉄板のように言われていますが、嘘をつくのが下手な私は結構正直に言ってしまいました…。(泣)

 

面接担当の方には、愛想がいい、接客は問題なさそう、ぜひ一緒に働きたいなんて嬉しいお言葉までいただけました…!

まぁ、とはいえ自己否定グセの強い私は、

でも担当の方も接客のプロだしあぁいう言葉は得意なんだろうな…。

なんて馬鹿みたいに卑屈になっていたのですが。(笑)

でも「あっまた自己否定してる!」と笑えるようになったのも成長かなと思います。

落ちたらどうしようとふと考える瞬間もありましたが「んーまぁそれはそのときに考えればいっか」と自然とポジティブな気持ちでした。

(その理由は昨日の記事で!)

 

前までの私だったら、まだ落ちてもいないうちから

「あぁ終わった…なんで面接であんなこと言っちゃったんだ…絶対落ちた…」

なんて自分をぐさぐさ攻撃していただろうと思います。

そのあと無事合格するなんてことも考えずに、無駄にメンタルをすり減らすんです。

これって、まるで自傷行為ですよね…。

 

フリーター編、スタート!

 

 

 無事採用していただけることになりました!

お祝いのリプライやいいねもたくさんいただけて、嬉しかったです(*'`*)

 

そういうわけで、明日から晴れて新生活がスタートします。

コミュ障なのに接客業なんて大丈夫なのか、食べていけるのかなど色々心配事はありますが、今はとても前向きな気持ちでいます。

 

正社員からフリーターになることも、事務職から接客業になることも、シフト制・平日休みになることも、これまでとは真逆になることがたくさんあります。

でもそれが楽しいか辛いかどうかは、やってみないとわかりません。

 

とりあえず今は、初めて自分の好きに関わる仕事ができることが、楽しみで楽しみでたまりません。

将来「私にはこれだ!」という仕事を見つけられるように、アルバイトを通して勉強しながら、前に進んでいきたいと思います。

 

 Twitterもブログもご覧いただいて、いつも本当にありがとうございます!

みなさまからの応援が、励みになっています。

 

明日から私の人生「フリーター編」、スタートです!

 

 

 

ドネガティブな私が、最近前向きな理由

 

こんにちは!ナナ・シーです。

いきなりですが、私は自他共に認めるドドドネガティブ人間です。

自分でネガティブになっているくせにネガティブになることに疲れて、

「ネガティブ 治し方」「ポジティブ思考 方法」

なんて検索したことは過去に何度もあります。(苦笑)

そうしていろいろなサイトを読み漁ってはみたものの、しっくりくる解決方法には出会うことができず、結局ずーっとネガティブ人間のまま生きてきました。

 

でもここ最近、なんだか気分が前向きなことが多いんです。

 

Twitterでの自分の呟きを見ていても、我ながら別人?!と思うほどポジティブな呟きをしています。

たとえばこんな感じ。

 

 

 ポジティブになろう!と思って呟いたわけではないのですが、自然と。

どうしてだろう?

その理由を考えてみました。

私だけでなく、ネガティブ思考に疲れている方の気づきになればいいなと思います。

 

自然と前向きになった理由

 

 

1.「悲劇のヒロインになりたがっていた」ことに気がついた

 

私はこのブログで、一大決心を発表しました。

ですがこの決心もよしやろう!と簡単にできたわけではなく、数ヶ月間ずーっと、どうしようか悩んでいたんです。

会社の愚痴と、自己否定ばかり繰り返しながら。

 

少し前に、こんなことがありました。

会社の愚痴を言っては、じゃあこうしたら?ああしてみたら?とアドバイスをくれる友人の言葉を「でもこうだから無理。だってああだから無理」と私はひたすら突っぱねていたんです。

あるとき、そんな私に我慢を切らした友人から、こう言われてしまいました。

 

悩んでいるからアドバイスしてあげているのに、聞き入れようともしないじゃん!

何がしたいの?解決するつもりがないのならぐちぐち文句言わないで!

 

「何がしたいの?」という言葉が心に引っかかりました。

友人のアドバイスすべてを否定する私がしたかったこと。

それは、悩みの解決じゃなかったのです。 

悲劇のヒロインを演じることだったのです。

 

  

「自分なんかダメだ」と言うことで、”かわいそうなワタシ”に構ってもらいたかっただけ。

ブスつらい。。といいながらSNSに自撮りをあげる女の子と同じです。

そんなことないよ、 大丈夫だよ、と言ってほしかっただけ。

だからそう言ってもらえるように、ネガティブな発言ばかり繰り返していたのです。

 

そして友人が言うように、自分で解決しようと思っていなかったのだと思います。

愚痴を言っていたのはもちろん、現状が嫌だったからです。

でもそれは周りのせいなのだから、誰かが助けてくれる・助けてほしいと無意識に思っていた。

現状をどうにかしたいのなら、行動するべきはほかでもない自分なのに。

このことに気がついてから、いかに私が甘ちゃんでわがままだったか思い知らされ、恥ずかしい気持ちになりました…。

 

だから最近は、でも・だってを言いそうになると

「あ、また悲劇のヒロインになろうとしてる」

と思うようになりました。

悲劇のヒロインになるんじゃなくて、自分で解決しなければ。

ネガティブ発言ばかりしている場合じゃない、それでは何も変わらないと思えるようになったことが、前を向くきっかけになっているように思います。

 

  

2.「悪い思い込みをしがち」という自分の癖を知った

 

結論から言うと、ストレングスファインダーを受けたことで、自分の無意識な思考のクセに気づくことができました。

 

 

ストレングスファインダーとは簡単に言うと、人間に備わる全34資質の中から、自分の持っている資質(=才能)を教えてくれるツールです。

ストレングスファインダーでいうところの”才能”とは『無意識に繰り返し現れる思考、感情、行動のパターン』のこと。

無意識の思考なので、たとえば責任感の才能を上位に持つ人は「責任感を持ってやろう!」などと思うまでもなく、無意識のうちに責任感を持って行動する、というような感じ。

ちなみに、私の上位5資質はこうでした。

 

  1. 共感性
  2. 回復思考
  3. 内省
  4. 学習欲
  5. 慎重さ

 

各資質の説明は省きますが、行動する前にリスクをよーく考える慎重なタイプであることが明らかに見て取れる結果となりました。

思い当たる節しかありません。(笑)

つまり私は「行動する前にリスクを考える」を、無意識にやっているんです。

 

才能、というと強みのように聞こえるかもしれませんが、才能とはあくまで強みの”元”

だから才能が暴走しすぎてしまうと、私の場合でいえば「行動する前にリスクを考えて考えて考えすぎてしまい、失敗を恐れて動けなくなる」という風にマイナスに転じてしまうこともあるのです。

 

…そう。

私がネガティブになっていた理由は、まさにこれだったのです。

私は、ものごとのリスク=マイナス面をまっさきに想定する癖があるのです。

だからいつも不安で、無理だ無理だとネガティブになっていた。

 

会社を退職することが決まってから、こんな出来事がありました。

 

私がやめることにより、私の仕事は同期社員にすべて引き継ぐことになります。

そこで私がまっさきに想定したことは、

「絶対同期に恨まれる」

ということでした。(想定どころか断定していますね…)

だってもし自分が同期の立場だったら、絶対に耐えられません。

ただでさえ忙しいのに、もう一人分の仕事まで任されることになるなんて…。

だから申し訳ない気持ちでいっぱいになり、罪悪感で同期とは目を合わせることすらできなくなってしまいました。

 

数日が経ち私の退職の話が同期にも伝わったあと、彼女からLINEが来ました。

「よかったら最後に飲みにいきませんか?」と。

このLINEを見て私の頭に浮かんだことは、こうでした。

「私、殴られるかな…すべての文句をぶちまけられるんだろうな…」

 

こんな風に気が重いまま、飲み会の当日を迎えました。 

しかし乾杯をしたあと同期から発せられた言葉は、思いもよらないものだったのです。

 

「恨んでるわけないよ!寂しいなとは思うけど。

 会社をやめても、元気で頑張ってね!」

 

そう。私が想定していたことは、すべて私の悪い思い込みだったのです。

みなさんも、経験がないでしょうか?

嫌われていると思っていたのに実はそんなことなかったり、怖い怖いと思いつつやってみたら意外となんてことなかったり。

 

上記のような資質を持った私ですから、今回の経験があったからといって

「じゃあ何も怖がることなんてないじゃん!すべてなんとかなる!」

なんて急にポジティブになれるわけではありません。

でも私は、”悪い方向に考えてしまう癖がある”ということを自覚できました

だから、ついその癖が出た時には「悪く考えすぎてない?また勝手に思い込んでない?」と自分を客観視することができるようになったんです。

そうすることによって、マイナス面だけでなく別の視点も取り入れることができる余裕が少しずつ生まれ、ネガティブ思考に支配されない自分になれるのだと思います。

 

 

3.失敗をした

 

会社員をやめて、勉強するためにバイトをする道を選んだ私。 

 ネガティブな私ですから、先にも述べた通りこの決断をするまではすごくすごく悩みました。

 

バイトで生活できるのかな…

休みも収入もガクンと減るのに耐えられるかな…

私が接客業なんてできるわけない…

 

こんな風に。

せっかく手に入れたホワイト企業の正社員というポジションを手放すなんて、簡単にできる選択ではありませんよね。

仮にその選択が失敗だったら、履歴書にも傷がついて取り返しがつかない。

あまりにも、リスクが大きすぎます…。

でも悩み抜いた末に思い切って決断をしてからはなんだか晴れやかな気分で、無理だ無理だと考えていたこともできるような気がしているんです。

 

そんな日々が続いていて、ある日ふと思いました。

 

失敗が怖くてずっと悩んでいたけど、私ってすでに失敗してたんじゃない?と。 

 

だって私、大きなリスクを取ってでも会社をやめるほどつらい現状にいたのですから。

私は「転職先の待遇の良さだけに目が眩んでしまい、自分を見失ってしまう」という失敗をすでに犯していたのです。

 

こう思ったら、

なーんだ!私もう失敗してたじゃん!あんなに失敗を怖がってたのに!

となんだか笑えてきて、気持ちが軽くなりました。

それに、この失敗が自分を見つめ直すきっかけとなりました。

本を読んだりブログを書いたりすることで、心の成長も感じています。

そういえば自分自身の変化についてnoteを書いたので、よかったらぜひ。

 

note.mu


 

まとめ

 

総じて言うと、私が最近前向きな理由は自分を客観視できるようになったからでした。

ずっと自分のネガティブさに悩んできましたが、最近悟ったことはネガティブは簡単に治せるものではないんじゃないかということ。

ネガティブを治したって記事じゃなかったっけ?と思われたかもしれませんが、そうではありません。

最近前向きなことが多いのは確かですが、私の根っこにあるネガティブはちっともなくなっていません。

 

それでも、珍しく前向きな私が無意識にしていたことは、自然と心が前を向くようなきっかけを見つけること

 

無理にポジティブになろう!なんて思ったわけではないのです。

それに、ネガティブって必ずしも悪いわけでもないなと感じました。

 

 

こうやって、少しずつでも「自分らしさ」を認めていけたらいいなぁと思うのです。

 

 

 

「期待に応えなきゃ」という強迫観念が私を潰す

この間の本を読んでから、自分の内面やコミュニケーションについて考える時間が増えています。

 

 

私がコミュニケーションを苦手としている理由を考えていて、気がついたことがありました。
私だけでなく、人間関係に悩みを持っている方にも当てはまることかもしれません。

 

「相手の期待に応えなきゃ」という強迫観念を、心の底に持っていませんか…?

 

アパレルショップが苦手

私は洋服屋さんがすごく苦手です。

厳密には、店員さんの接客が苦手です。

きっと内向型あるあるですよね。

話しかけられるのが嫌だから、店員さんの気配を感じたらサッと移動する。

ときにはわざとイヤホンをしたまま店内を見てみる。

(本当にごめんなさい)

 

店員さんだって仕事なのだから、仕方ないことはわかっているんです。

でもやっぱり、話しかけられるのが嫌なんです…。

どうして苦手なのか。

それは単純に「会話が苦手だから」と思っていました。

今まではここで思考が止まっていたのですが、

じゃあなんで会話が苦手なんだろう?

とふと疑問に思ったんです。

お店での苦手なシーンを例にして、深堀りしてみようと思います。

 

苦手シーン①


「よかったら試着してみませんか?^^」

 

-私の頭の中-

断ったらノリ悪いやつみたいに思われそうで嫌だ…

よかったら、と譲歩してくれてる優しさを無下にするなんてひどいよね…

店員さんがニコニコしてくれているから私もニコニコしなきゃ空気を壊す…

試着まで持っていけばあとは買ってくれるだろうと思ってるよなぁ…

 

「あはぁ、じゃあ、試着してみます~^^;;」


苦手シーン②


「このトップスにあのパンツを合わせたらかわいいですよ!持ってきますね!」

「しかも一緒に買うと今なら10%OFFなんです!」

 

-私の頭の中-

かわいい~!って言わなきゃ空気が悪くなるな…

わざわざ持ってきてくれたのに正直に興味ないって言ったら失礼だよな…

パンツも一緒に買ってほしいんだろうなぁ…断ったらチッて思うよなぁ…

10%OFFなんです!のあとに「だから買うよね?」って心の声が聞こえたよ…

 

「か、かわいいですね~^^;;じゃあそっちも買おうかな…。。」

 


どちらのシーンでも頭の中に共通しているのは、
私が「私の行動によって場の空気を悪くするのを恐れている」ことです。

そして空気を乱さないために、シーンがスムーズに続くような返答をしてしまう。

たとえ自分が嫌だと思っていても、相手が期待している行動を優先してしまうんです。

 

そりゃあ会話することが嫌にもなりますよね。

会話をすると、自分のしたくないことばかりすることになるんですから…。

「相手の期待に応えなきゃ」という強迫観念のせいで、どんどん私の気持ち、意見、個性が潰れていきます。

 

会社でひたすら愛想笑いをしている自分だってそうです。

本当はこう思っているのに、言えない。言ったら会議の進行が止まるから。

ニコニコしていないと態度の悪い奴、と思わせてしまうから。


自分を消してでも相手に応えろって、誰が言ったの?

会話が苦手、の根幹にあったのは「相手の期待に応えなきゃ」という強迫観念でした。

 

空気を読むことはコミュニケーションにおいて大切なことです。

何年か前には、KY(空気読めない)という言葉も流行ったくらいです。

でも、自分を苦しめて自分を消してまで空気を読む意味はあるのでしょうか?

それだからコミュニケーションに障害が出てしまうんですよね。

あっというまに私のようなコミュ障の誕生!

ほら、悪影響が出まくりです。

 

だからといって、自分の思うようになんでも言ってしまえばいいという話でもありません。

この境界線って難しいですね…。

器用な人は、言い方なんかで自分の主張と場の空気を調整できたりするんでしょうか?

 

そもそもどうしてこんな強迫観念を持つようになったんだろう。

自分を消してでも相手に応えろなんて、誰かに言われたわけでもないのに。

親の期待に応えたいだとか、育ってきた環境の中でいつのまにか持っていたのかな。

なんて言っても過去は変えられないので、じゃあどうするかを考えたほうがいいですよね。


やじるしを自分じゃなく相手に向ける

Twitterで、たっつんさんのとあるツイートを拝見しました。

 


人見知りを克服する方法として、「意識のやじるしを相手に向ける」。

人見知りしている方の絵を見たとき、あっこれ私だなぁ…!と感じました。

 

そこで思ったのが、「相手の期待に応えなきゃ」という思いからくる行動は、相手を思っての行動のように見えて、実は自分を守るための行動なんじゃないか?ということ。

相手の期待に応えたいのは、期待に反する行動をして相手に嫌われたくないから。

相手に嫌われて、自分が傷つくのが怖いから。

 

よく恋愛論なんかでも見かけますよね。

Q.好きな人には好かれないのに、ただの友達だと思っていた人から好かれるのはなぜ?
A.好きな人には本心を出せないが、友達の前では自然体でいるから。

 

本心を出さないのは、良くも悪くも「無難」なんです。

嫌われるほどの個性もないけど、好かれるほどの個性もないということ。

それって、自分にとってプラスになるんでしょうか…?

 

 

最後になりますが、アパレル店員さんを悪者のように言ってしまって本当にごめんなさい。

悪いのは傷つかないように必死になって、勝手な思い込みをしていた私です。

 

 

もっと自分を解放してあげることが、生きやすくなる秘訣なのかな。

自分歴26年なのにまだまだうまく運転できていないなぁと、日々感じます。

 

 

 

ドッキリ番組が見てられない。

 

ドッキリ番組を見てられないっていう方、いませんか…?


いつからそうだったのかは覚えていないのですが、私はテレビ番組でよく見かけるドッキリ企画がものすごく苦手です。

 

特に苦手なのは、たとえばこんなの。

 

・女優さんが仕掛け人に激怒される
・タレントが架空の滑稽なCMを撮らされる
・楽屋にひとりでいるところを隠し撮りされる
・苦手な虫を部屋に仕掛けられる

 

ドッキリが苦手って、もしかして普通じゃない?
と気が付いたのは、ある日家でテレビを見ていたときでした。

 

某人間観察バラエティが始まったので、

「やだ~見たくないからチャンネル変えて」と言ったら、

「え?なんで?おもしろいから見たい」と言われたんです。

えっあっ、おもしろいと思うんだ…?!とハッとしました。

まぁたしかに、おもしろくなきゃ番組が続くはずないですもんね…。

 

どうしてドッキリが苦手なんだろう?

ドッキリ番組を見ていると、文字通り「見ていられない」という気持ちになります。

つい両手で目を覆ってしまいたくなる。

なぜそんな気持ちになるのか、見ていられない理由を深掘りしてみました。

 

女優さんが仕掛け人に激怒される

怒られるのは辛いから。

女優さんが泣いているから。

 

タレントが架空の滑稽なCMを撮らされる

どんな演技をしようか真剣に考えてきただろうに、その時間はどうなるの?

本気で取り組んでいたことが恥ずかしくなっちゃうだろうなぁと思うから。

 

楽屋にひとりでいるところを隠し撮りされる

人前でしないことを見られるなんて恥ずかしいだろうに…と思うから。

(たとえば手で覆わず大あくびをしたり、マスカラを塗りながら鼻の下がのびていたり)

 

苦手な虫を部屋に仕掛けられる

苦手なものに遭遇してしまうのがかわいそう。

パニックになってあられもない姿を見られるのがかわいそう。

もし私の部屋にカエルが仕掛けられていたら、発狂しながら裸足で家を飛び出しそう…。

そんなところ絶対人に見られたくない……。

 


見ていられないのに、笑えるわけもありません。

むしろ大笑いしているスタジオの人たちを見て、ゾッとしてしまいます。


でもドッキリが苦手な人って私だけじゃないよね?と思い、
Googleで ドッキリ番組 苦手 と検索してみました。

すると、出てきたのは「共感性羞恥」という言葉でした。

 

共感性羞恥とは、他人の失敗を自分事のように感じてしまう心理状態のこと。 家族や友人などの失敗はもちろん、ドラマで登場人物が恥をかくシーンや、バラエティ番組で芸人がスベる場面になると、見るのが辛くなってしまう感覚を指します。 番組では10~80代の男女500人にアンケートをとり、10.4%が共感性羞恥の経験があると紹介。
引用:テレビの失敗シーンが苦手… 「共感性羞恥」陥りやすいのはどんな人? - Peachy - ライブドアニュース

 

2年ほど前に、『マツコ&有吉の怒り新党』で取り上げられていた話題だったんですね。
この気持ちにはこういう名前があったんだ!と驚きました。

ドッキリを仕掛けられている側に感情移入してしまうため、まるでそのドッキリが自分の身に起こったようにつらく感じたり、恥ずかしく思ったりしてしまうということみたいです。


そういえば、私はストレングスファインダーを受けた結果「共感性」が1位でした。

結果を見たときは、んーどういうところが私の共感性なのかな?と思っていましたが、これならつじつまが合います。

ストレングスファインダーで言う“才能”とは「無意識に繰り返し表れる思考、感情、行動のパターン」のこと。

共感することが無意識で自分にとって当たり前だったから、自分の共感性に気が付いていなかったのかもしれない。

 

自分らしく生きたい、やりたいことをやりたいと思ってこのブログを立ち上げたりTwitterを始めましたが、まだまだ自分についてわかってないなぁ、と実感しました。

ストレングスファインダー、受けっぱなしになっているからもっと深読みしてみよう。

 

こんな「私」を活かせる仕事ってなんなんだろう。

新しい挑戦を通して見つけていくのが楽しみです。

 

 

人が嫌いなんじゃない。私は、誰かのためになりたかったんだ。

すごい すごい すごいすごいすごい

すごい本を読みました…。

 

読み終えた今とても、自分の中に溜まっていた黒い汚い影が、きれいに浄化されたような気分です。

そしてこれからの人生が楽しみになってきた。

 

 

春明力さん著『話すことが怖い。でも一人にはなりたくないんだ。』

 

話すことが苦手人間関係が苦手だと思い込んでいる人のみならず、
仕事で思うようにいかなくて悩んでいる人や、
大切な人にきちんと思いを伝えられずに歯がゆい思いをしている人にも
読んでほしい一冊です。

 引用:話すことが怖い。でも一人にはなりたくないんだ。ーあなたが知らない 最高の自分に気づく40の言葉ー

 

この本は、主人公であるweb制作会社の営業マン・達也の地道な成長物語です。

テレアポや飛び込み営業の仕事から人間関係にトラウマを持ってしまった達也は、入社8年目ながら営業成績はいつも部内でほぼワースト。

仕事がうまくいかず自分で自分を諦めるようになっていた達也でしたが、親友や会社の先輩との関わりから、少しずつヒントを見つけ成長していきます。

 

でも簡単にうまくいったわけではありませんでした。

なんどもなんども失敗して、成功が見えたはずなのにまたドン底に落ちて。

そんな達也の姿がとてもリアルで、気がつけばほろっと涙がこぼれるシーンもたくさんありました。

 

話すことが苦手人が怖い私はコミュ障…とここ数年ずっと殻に閉じこもっていた私。

でも、ほんとはそうじゃないのかもしれない。

達也のように、思い込んでいただけなのかもしれない。

この本を読んで思ったこと・気づいたことがあまりにたくさんありすぎて、うまくまとめられる自信がありませんが…

勢いのうちに今の気持ちを書きとどめておきたいと思います。

 

 

 

私が事務職にやりがいを感じられなかった理由

私は人に認められたかったんだ。

ありがとうと言われたかったんだ。

人のために、なりたかったんだ。

 

私は社会人になってからの3年半、経理や総務、貿易事務などの事務仕事に携わってきました。

希望していたわけではなかったのですが。

それでもなぜ事務の仕事に就いていたかといえば、ただ新卒で入った会社でそういう部署に配属されたからでした。

1社目で3年間、事務の仕事をしました。

そして今年の春に、2社目へ転職。

同じ事務職を選んだ理由は単純でした。

 

中途採用では即戦力を求められるんだよね。

私の経験は事務しかない。

じゃあ事務でいいや。

経験があったほうが受かりやすそうだし、他にやりたいこともないし。

 

でも3年半続けておきながら結局、やりがいを見つけられず手放すことを決めました。

……いや、厳密に言えば、正直1社目ではやりがいは感じていたんです。

でも2社目ではまったくだめでした。

 

上司のために頑張れた会社

新卒から3年間勤めた1社目。

待遇や会社規則の面ではブラックだったのですが、人間関係はとてもあったかい会社でした。

部署の上司たちは私のことをとてもかわいがってくれて、仕事がデキる自覚なんてまったくなかったのですが、すごいすごいと褒められて。

そんな上司たちとは退職後も連絡を取り合っていて、それでいつ戻ってくるの?なんて言われたり。

私がやめたことで人手不足にしていまい申し訳ないと思っているし、体が2つあれば1つはそっちへ行かせたいくらいです。

ようするに、1社目では「この人たちのためになりたい」と思って仕事をすることができていました。

 

それから、新卒採用の仕事もやりがいのひとつでした。

合同説明会や選考会で学生さんと関わる機会が多くあり、就活の悩みを聞いてあげたり、アドバイスをしたり。

会社の顔として説明会の司会なんかもして目立つポジションにいたこともあり、「ナナ・シーさんに憧れてこの会社に入りたいと思いました!」なんてキラキラした瞳で言われたときには、ついニヤけてしまうくらい嬉しかったことを覚えています。

そんな言葉をもらったり、説明会のアンケートを読んだり。

学生さんからのレスポンスが嬉しかったんです。

 

とはいえ楽しいことだけではなく、有給を取ると給料を引かれる(???)ブラックな待遇に嫌気が差したり、女性の先輩からのイジメに遭ったりしたことで、結局は退職することを選びました。

 

誰のためにもなれなかった会社

1社目では感じられたやりがいが、2社目ではどうして感じられなかったのか。

その理由は、誰かのためになれなかった。

そしてなりたいとも思えなかったから。

 

無事すぐに転職先が決まり入社したのですが、もともとコミュ障と自覚していて人見知りな私は、新しい環境に入ることにひどく怯えていました。

そして、即戦力を求められるというプレッシャーにも。

当時の私はたとえるなら、肉食動物に囲まれてぶるぶる震えた子ヤギです。

 

だからとにかく疑心暗鬼が強かったんです。

平均年齢40後半〜50代の環境ではあの人もこの人も、私のようなゆとりのことを裏で悪く言ってるんじゃないか。

派遣の女性たちは「なんであんな子のほうが給料高いわけ」なんて言ってるんじゃないか。

実際に、同期4人中でも私が一番すぐやめそうって噂されてるって話を聞いたりもしました。

(ちなみに結果は3番目にやめることとなりました)

 

ベテラン社員たちが20年30年かけて築いてきた暗黙の文化には馴染める気もせず、なによりなるべく人と関わりたくないので馴染みたいとも思えませんでした。

 

頭の回転が遅い私は、じっくり考えてひとつひとつこなしていかないと仕事ができないタイプ。

だからベテランたちのスピードについていけるはずもなく、いつも目が回ってパニックになっていました。

そんなんだからミスを連発し怒られて、一方で要領の良い同期だけがかわいがられる。

 

私なんてここにいらない人間じゃん。

誰のためにもなれない。むしろ迷惑ばかりかけている。

 

仕事ができたとしても、褒められることもありませんでした。

ベテランたちにとってそれはできてあたりまえのことだから。

 

さらには裏方の仕事柄、お客さんの顔も知らない。感謝されることもない。

いったい私の仕事は誰のためになっているんだろう。

私がこのフルーツを輸入したからって、一体誰が喜ぶんだろう。

得意先の会社からすれば、ほしい商品を仕入れられて「嬉しい」じゃなく、「当たり前」なんです。

少しでも納期が遅れると「なんでそうなるんだ!!」というクレームの嵐。

大手の得意先はあれをああしろこれをこうしろと指図ばかりだし、価値を提供しているというより、なんか奴隷みたいだなぁ。

 

社会的にみれば、私の仕事は裏方の裏方の裏方の裏方の裏方の裏方の裏方くらいの位置。 

もうなんのためにやっているのか、わからなくなってしまいました。

 そして自分の存在価値も、わからなくなってしまいました。 

 

 人が怖い、人が嫌い

浅い友達なんていらない

私が人間関係に苦手意識を持ち始めたのは、高校生の頃でした。

別にイジメにあったわけでもないのですが、部活に集中しすぎて、気がつけばクラスにはほとんど友達がいませんでした。

クラスに一人だけいた部活の友達が休めばどうやってお弁当を食べたらいいのかもわからないし、いまさら他のグループに入るわけにもいかないし。

中学時代まではずっと中心グループにいた私にとっては、結構ショックなことだったんです。

私なんて…と卑屈になっていったのは、その頃が始まりでした。

 

そんなふうに高校時代を過ごしたので、大学でも友達を作ることが億劫でした。

親友も別の大学に行ってしまった。いっそ一人が楽。

学生番号が近くたまたま友達になった子は、私と正反対に広く浅く交友関係を持つ人でした。

一人じゃ行動できないタイプの子で、「一緒の講義受けよう!」「一緒に座ろう!」「一緒にお昼食べよう!」といつもいつもLINEが来る。

おしゃべり好きなその子の話題は、いつもその子の友達の話。

私、その人のこと顔も知らないんだけど…。

私なんかと友達になってくれるなんてありがたいと思えという感じなのですが、正直うっとうしくて、一人にしてくれ、と思っていました。

 

消費者=クレーマー

大学も3年生になり、転職活動で探していたのはBtoBの会社でした。

なぜなら、消費者=クレーマーというイメージが強かったからです。

なんで急にそこに直結するの?!と思われるでしょうが、ほんとそうですよね。(笑)

 

当時は職種のことなんてよくわからずポワンポワンしていたので、説明会でよく出てくるエイギョウという仕事を私もやるんだろうな〜と思っていました。

そしてもし自分が直接お客さんと関わるなら、ギャーギャーワーワー文句をつけてくる(イメージの)消費者よりも会社対会社のほうが、会社という盾があるような気がしてあんまり怖くなさそうだなと思ったんです。

今思えば実際そんなことはなく、どちらにしたって同じことなんですけどね。

 

 人が怖い

私は人が怖いです。

雑談が苦手です。気まずいのは耐えられない、でも焦って話題が見つからない。

だから話せない。そして一緒にいてもつまんない奴だと思われる。

 休日には完全に気を許せるほんの少しの親友としか、会いたくありません。

それ以外の友達から「ご飯いこー!」なんてLINEが来ようものなら、まず通知を見て吐きそうになり、しばらくは気づかないフリをしてしまいます。

すれ違う人となるべく目を合わさないように、いつもスマホをいじるか下を向いて歩きます。

会社で愛想よく振る舞うのは、悪口を言われるのが怖いから。

接客業なんてありえない。

できればずっと一人で、どうぶつの森をやっていたい。

 

消費者=クレーマーという紐付けをしてしまっていたのは、

「人は私を攻撃してくる、怖い」

というイメージが、なによりも先行してしまっていたからでした。 

 

あれ?私は、誰かのためになりたかったんじゃない?

転職先の会社で、仕事にやりがいを感じられなかった理由。

会社を辞めたいと思い始めたころは、ただただ「会社が嫌だ、辛い、苦しい」という感情ばかりが浮かんでいました。

でもこの本を読んだことで、その感情の理由が見えてきました。

それは自分が 不要な存在に思えて、誰にも貢献できていないと感じていたからでした。

お金と休みさえあれば幸せになれると思って選んだ会社だったのに、その両方を手に入れても、幸せになれなかった

反対にいくらブラックな待遇を受けようと、前職の上司たちには感謝しているし、できることなら力になりたいと今でも思っている。

 

 

 

私、人が怖くて嫌いなはずだったのに。

心の中で求めていたのは、「人のためになる」ことだったんです。

 

かわいくて嬉しい

本を夢中になって読み終えたあと、溢れる気持ちを整理しようと思って、私はその日買ってきたばかりのペンを手に取りました。

握った新しいペンを見て、ふと思ったんです。

 

かわいい。

嬉しい。

こんなペンを作ってくれてありがとう。

 

誰かが作ったペンを買った私が、こんなに嬉しい気持ちになっている。

 

そうだ私、こんな仕事がしたい。

 

  

そのペンを買うときは、かわいいわんちゃんの絵に夢中で気がつかなかったのですが、ふと見るとその絵の下には英語の文字が書いてありました。

 

good life

 

と。

 

傷つかないように生きようとすると、傷つけるものを探してしまう

楽しむために生きようとすると、楽しいものを探す

引用:話すことが怖い。でも一人にはなりたくないんだ。ーあなたが知らない 最高の自分に気づく40の言葉ー 

 

誰かを幸せにしたい、それが叶えばきっと私も幸せになれるんだ。

もちろんお金や時間も大切だと思います。

でも幸せと思う"気持ち"は、手に入れるものじゃない。

自分の中で生まれるものなんだ。

 

あー!いい人生にしたいなー!! 

いや、できそうな気がしてきた!! 

 

 

【一大決心】私ナナ・シー、会社員をやめてバイトします!

 

こんにちは!

好きを仕事にしたいアラサーOLのナナ・シーです。

今年の春初めての転職をしてから、ぴったり半年。

「仕事が楽しくない、興味を持てない、自分の存在価値がわからない」

安定だけを求めて転職先を決めた結果、私は”人生のモンモン期”に突入してしまいました。

 

失いかけた自分を取り戻したいと悩み抜いた結果、石橋を叩いて叩いて渡れないタイプの私ですが、ついに一大決心をしました。

後に引けなくなるように、ここで宣言したいと思います。

 

私、会社員をやめて勉強のためにアルバイトをします!!

 

今までの人生、一度もレールを外れたことのなかったバカ真面目ちゃんな私にとって、26歳でフリーターになるなんて清水の舞台から飛びおりるような覚悟です。

それでも、やってみたいことが見つかった。

見つかったというか、「そんなの無理だ」と頭の片隅においやって、いつしか忘れていたことを思い出しました。

決心するまでの経緯とこれからについて、お話したいと思います。

 

決心にいたるまでの経緯

「待遇の良さ」だけを求めて転職

2018年春、新卒で入社した会社をきっかり3年で退職し、初めての転職を経験しました。

転職活動時、次の会社に求めていたことは1つ。

待遇の良さ、それだけでした。

 

「どうせ仕事はつまらないんだから、待遇さえよければ何の仕事でもいい」

 

ブラック企業勤めの経験から、私は働くことに対して嫌なイメージしか持っていませんでした。
だから、別にやりたい仕事なんてなかった。できるなら一生働きたくなかった。

どうせ何をやってもつまらないなら、せめて待遇が良ければ我慢できるだろう。

前職での待遇の悪さに消耗しきっていた私は、お金と休みさえあれば幸せになれると盲信していたんです。

こんな思いで、残業少なめ・年間休日120日以上・福利厚生充実をキーワードにマイナビの検索をかけていました。

社会に揉まれひねくれて、世の中を斜めに見ていたように思います。

 

 

そうして無事内定が決まった先は、前職と同業界の会社。

この会社を受けた理由は、志望動機をそれっぽく作り上げるのが楽だったから。

「この業界が好きなんです!ウソじゃナイデス!前もそうだったし!ね?ほんとでしょ?」と。

 

上司ガチャで失敗

いざ入社してみると、待遇の良さに偽りはなく、残業もほぼなければ給料や手当も充実していました。

前職との差に有り難みを感じたので、早く仕事ができるようになろうとがむしゃらに頑張りました。

 

しかし、数ヶ月が経ち仕事にも慣れてきたころ、上司との相性の悪さを感じはじめました。

小さな会社なので、上司といえど会社の社長。

頭の回転が光並みに速い社長にとって、要領の悪い私は人間のゴミにしか見えないのだと思います。

なんでこんなこともできない?と馬鹿にされ、鼻で笑われ、ショートカットキーを使わないとヒステリックに叫ばれる。

毎日人格を否定されているような気がして、私はどんどんどんどん腐っていきました。

愛想笑いにも疲れ、顔が引き攣る。

笑われるかもしれませんが、神経質な私は苦手な人のスリッパの音や加齢臭にも過敏になってしまうので、社長が近づくだけでパニックです。

それでさらに失敗を起こす。

いつしか仕事を教わっているときも、社長は私と違って優秀な同期だけを見て話すようになりました。

ここにいる意味がわからなくなった。

私なんていらない人間だ。

会社のトイレで隠れて泣き、家に帰っても泣き。

理不尽に怒られた日にはついに、社長の前でも泣いてしまいました。

 

辞めてしまいたい。

でも、たった数ヶ月で辞めるような人間を雇ってくれる会社なんてない。

つまり逃げ場はない。

仕事ができなくて無能で存在価値がないんだから、死んだほうがいいんじゃない?

 

本との出会い

 心があまりにも辛くて、本能的に救いを求めていたのだと思います。

本といえばゲームの攻略本くらいしか読まない私が、ふと書店へ立ち寄りました。

向かったコーナーは、ビジネスと自己啓発

そこで、宮本佳実さん著『大丈夫、あなたは「好き」を仕事にできるから。~人生のモンモン期をするりと脱出する方法~』という本に出会いました。

この一冊が、私が再出発を切るきっかけとなりました。

 

あれ?私はどうして毎日辛い思いばかりしているんだろう?

たった一度の自分の人生なのに、どうして楽しんでいないんだろう?

「存在価値がないから死にたい」んじゃない。

素直な気持ちは「存在価値がほしい」 なんじゃない?

 

本を読んで浮かんだのは、こんな疑問たちでした。

存在価値がほしい。何かになりたい。でもどうしたらいいのかわからない。

私はまさに、宮本佳実さんのおっしゃる”人生のモンモン期”のまっただなかにいたんです。 

 

私も好きを仕事にしたい

ふと、数年前に美容師さんと交わしたとある会話を思い出しました。

 

「お昼休みもまともに取れないなんて、美容師の仕事が嫌にならないんですか?」

「大変ですけど、好きでやってることなので楽しいですよ」

 

人生のうち長い時間を費やす仕事が楽しいなんて、そんな幸せなことはないですよね。

毎日嫌々働いて、一歩会社を出れば仕事の愚痴ばかり。

一度しかない人生なのに、こんなことをしている時間がもったいないと思うようになりました。 

 

挑戦して仮に失敗するなら、むしろ今しかない。

「今更遅い、ではない。今が一番早いんだ」

中学の担任もそう言っていました。

 

私の「好き」は。

 好きを仕事にしたい。

私の好きといえば、一番先に思いつくのは動物でした。

その中でも、特にわんちゃん。

 

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小さい頃からずーっと犬が好きで、でも家の都合で飼うことはできませんでした。

だからこそその逆境への反発で、わんちゃんへの愛が異常なのかもしれません。(笑)

 

でも、ペット関係の専門学校に通ったわけでもなければ、そもそも飼ったことがないのだから飼い主さんのお悩みも人より想像できない。

だったらよし犬を飼おう!なんて、軽率にはできません。

それも犬が好きだからこそ。

 

だからまずは、今の自分でもできることから始めようと思いました。

今は通信講座で、ペット看護師・ペットセラピストの資格取得に向けて勉強中です。 

ホリスティックケアカウンセラーや、ドッグトレーナーにも興味がある。

学習欲がとまらない!

現状まだ会社をやめられてはいませんが、やめて好きなことを仕事にする!と決意しただけでも、視界がパッと明るくなって毎日うきうきしています。

 

 初めての挑戦への恐怖

 

ちなみにこの年齢でお恥ずかしいのですが、貯金はほぼほぼありません。

生活費でいえば、正直2ヶ月分もありません。

すぐにアルバイトを始めるので一応収入はあるとはいえ、月収は大幅に下がります。

ですので、よしっフリーターになろう!とすぐ決意できたわけではありませんでした。

 

会社やめたい…正社員は無理でも派遣でなら転職できるかな…でも給料が…やっぱりやめたい…でもフリーターじゃ休みが減る…でもやめたい…ライター?ブログ?フリーランス?いやいやなんの能力もないのに…うーん…

 

と、数ヶ月の間ぐるぐるとお得意のデモ・ダッテを繰り返しました。

生来私は、ドが100個くらいつくドドドド…ネガティブ人間なんです。

しかしやっぱり、最終的にはこんなことをしている時間がもったいない

悩んでいたってお金が降ってくるわけでも、会社をやめられるわけでもないんです。

 

敷かれたレールを一度も外れたことがなかった私ですから、正社員の肩書きを蹴ってフリーターになるなんて、怖くて怖くてたまりません。

安定した会社に転職できたことを喜んでくれた真面目な両親も、この話をしたらびっくりして腰を抜かしてしまうと思います。

でもやっぱり今しかない。

 

私のように、何かを始めたいけど怖くて一歩を踏み出せない人はたくさんいらっしゃると思います。

ならば私が先鋒になります!

どうなるかわからない。

やっぱり休みが欲しいお金が欲しいと言い出すかもしれない。

でも、もっと楽しい人生が待ってるかもしれない。

レールを外れるのが怖い人はぜひ、実験台としてこれからの私を見ていてください。

 

ペットショップで働きながら学ぶ

犬に関わる仕事がしたい、だから勉強の意味でも一度ペットショップで働いてみたい。

と思っていることを、5年程ペットショップの正社員として働いていた友人に相談してみました。

ペット関係の 専門学校を出たその友人ですら辞めてしまったのですから、おすすめしないと言われてしまうかな、と思いつつ…。

しかし返ってきた答えは意外で、めちゃくちゃ勉強になるからやってみな!という言葉でした。

 

この言葉に背中を押された私は、デモダッテのぐるぐるから抜け出し、今回の決意をするに到りました。

 

今後ずっとペットショップで働くというわけではなく、場合によってはめちゃくちゃ楽しくてそうなるかもしれませんが、今は犬に関わるいろんな仕事に興味があります。

ドッグセラピー、しつけ教室、ライター、ドッグカフェなど、ほんとに色々。

アルバイトをしながら、自分が一番やりたいことを見つけていけたらと思っています。

 

なんて、まだバイトに採用されたわけでもないのに言っちゃってますがね!(笑)

とりあえずは10月中に、やめる旨を会社に伝えたいと思っています。

 

 

バカ真面目ちゃん、人生初めての大きな挑戦。

こわいこわいこわいこわい。でも、

わんちゃんたち!!待ってて!!

 

 

 

 

わんちゃんは人生の半分が”シニア時代”

 

こんにちは!ナナ・シーです。

犬に関わる仕事をしたい一心で、参加してきました!

 

「獣医師から学ぶシニア犬のための1Dayマッサージ」セミナー!

 


愛犬の同伴もOKで、飼っているわんちゃんにマッサージをしながら学ぶことができるセミナーです。

モデル犬も来てくれるので、愛犬がいても連れてこられない人、私のように犬を飼っていない人でも実際にわんちゃんに触れながら勉強できました!

 

講師は、現役で獣医師をされている先崎直子先生。

笑顔で優しい素敵な先生でした(*'`*)

 

3時間の講座のうち、前半はわんちゃんの老齢期についての座学。

そして後半にマッサージの実践を行いました。

 

学んだことを忘れないために、振り返っておこうと思います。

 

 

わんちゃんは人生の半分が”シニア時代”

 

今日のセミナーの中で、一番印象に残ったことは先生のこの言葉でした。

 

現在、わんちゃんの平均寿命は14〜15歳。

大型と中・小型で多少差はありますが、シニアと呼ばれるようになるのは7歳頃からです。

つまり、わんちゃんはその一生の半分を老犬として過ごすのです。

ハッとさせられました。

よく考えればわかることなんですけどね。

 

犬を飼ったことがない立場からすると、”犬を飼う”ということから想像できるのは、わんちゃんが元気に公園を走り回っているような姿です。

老いて寝たきりになったり、自分でおしっこやうんちができなくなるなる姿をはじめから想定していることって、なかなかないと思います。

だからきっと「かわいい!」だけを想像して犬を飼ってしまう人が多い。

犬を飼うことがどんなに責任のあることで、楽しいだけじゃないことなのか、想像がつかないんですよね。私も同じです。

 

「そんなこと言われても飼ったことないんだからわからないじゃん!」

と言われるかもしれませんが、私は今回のセミナーに出たことで、ほんの一部分でもその大変さを知ることができました。

セミナーに出てみるでもいい、飼っている人に聞いてみるでもいい、犬を飼うことがどういうことか、知る方法色々はあると思います。

 

老齢期についての話を聞いている間、いろんな意味でゾッとしました。

こんな病気があるんだ。しかもこの犬種は高確率で患うんだ。

日々当たり前にしているこの動作は、わんちゃんの負担になるんだ。

こんなことを知らないまま犬を飼っていなくてよかった。

 

犬をこれから飼う人のためのセミナーがあったらいいのにな。

 

 

 マッサージのメリット 

ホリスティックケアマッサージ

わんちゃんのためのマッサージにもいくつかの流派があるそうです。

今回のセミナーで教わったのはホリスティックマッサージというものでした。

簡単にいうと、筋肉のコリをほぐすだけでなく、心もリラックスさせるためのマッサージです。

あまり聞き慣れないかと思いますが、ホリスティックとは”全体的・包括的”という意味の言葉。

体だけでなく、心も健康になっていくことを目的としているんですね。

 

実は前からホリスティックケアカウンセラーの資格を取りたいと思っていた私は「あぁ?!これやりたいやつ!!!」と一人で興奮していました。(笑)

偶然にもホリスティックケアに関わることができ、いいチャンスを掴めたなぁと思いました。

 

”人生の質”の向上

ホリスティックケアマッサージは、わんちゃんのQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を向上させることに役立ちます。

 

みなさんは「健康寿命」という言葉を聞いたことはありますか?

健康寿命とは、限りある人生の期間のうち、介護や医療を必要とせず自立して生活できる期間のことを言います。

自分で起きられる、自分で食べられる、自分で歩ける、自分でトイレに行ける。

当たり前のことのようですが、幸せな人生を送るためには、健康であることはとても大切なことです。

 

わんちゃんもシニア期になるにつれて基礎代謝が落ちたり、筋肉が衰え関節が弱ってきたり、内臓の機能が低下するなど、だんだんと体に不調が出てきます。

マッサージで血流を良くしてあげることによって、栄養や酸素が体全体に行き渡ります。

するとコリがほぐれて筋肉や関節の柔軟性が上がり、ケガを予防できる。

また血流が良くなることで老廃物も流れるようになり、内臓のケアにもつながります。

 

さらに、普段から体を触ってあげることによって、病気や不調にも気がつきやすくなります。

たとえばしこりが見つかったり、急に触られるのを嫌がるようになった部分には、何か痛みがあると考えられます。

気づかずに放っておいたら、最悪のことが起きてしまう可能性もあります。

 

飼い主さんが日常的にケアをしてあげることによって、愛するわんちゃんの人生のうち自分の足で散歩ができたり、大好きなおもちゃで遊べたり、大好物のおやつを食べられたりする時間を延ばしてあげることができるんです。

 

 

わんちゃんも飼い主さんも幸せに

ホリスティックマッサージは、心のリラックスにも重きをおいています。

心のリラックスとはわんちゃんだけでなく、マッサージを行う人間にも当てはまります。

 

セミナーでは実際に、犬を飼っていない私も、モデル犬となってくれたペキニーズちゃんにマッサージをさせてもらいました。

 

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そ それがですね、もうかわいすぎて……。。。

思い出すと興奮して冷静に書けないので頑張って自分を抑えますね。。

 

先生のお手本にしたがって首回りから始まり全身の筋肉をほぐしていくのですが、わんちゃんも気持ちいいようで、最初元気に走り回っていた子たちもいつしかまったりリラックスしていました。

授業中に寝ている生徒のように、座ったままかくんっとなってしまう子もいたり…。かわいすぎる…。

 

マッサージが気持ちいいときにわんちゃんが見せるサインがあるそうです。

 

・口をくちゃくちゃする(むにゃむにゃ…みたいなイメージ)

・あくびをする

・目がとろーんと細くなる

・横になる

・眠ってしまう

 

 などなど。

さすが、先生とペアになった子はマッサージが始まってすぐごろーんと横になり、お腹を見せるくらいリラックスしていました。

私はもちろん慣れない手つきでしたが、しばらくするとわんちゃんがぺたっと伏せて、むにゃむにゃし始めたんです…!

愛しさと〜愛しさと〜愛おしさ〜と〜♫って感じでしたよもう〜〜(?)

自分の飼い犬じゃない子でもこんなにかわいいのですから、愛犬だったらと考えたら……。おかしくなりそうです。

 

わんちゃんも気持ちよく健康になる、飼い主さんも愛しさで心が満たされる。

ホリスティックケア、もっと勉強してみたいなぁと思いました。

私が感じたこの幸せな気持ちを広めたい。

 

 

マッサージの注意点

 マッサージには、血行を良くする効果があります。

 それがかえって悪影響になってしまうこともあるので、こんな場合は注意が必要です。

 

・心臓、肝臓、腎臓に問題があるとき

・関節炎があるとき

てんかんがあるとき

・皮膚病がひどいとき

・癌があるとき

・妊娠中、発情中

・出血があるとき

・熱があるとき

・食事の前後

 

また、ホリスティックマッサージは心のリラックスも目的としているため、わんちゃんがマッサージを受ける気分ではないときや、飼い主さんが忙しいときに無理に行うのはあまり意味がありません。

夜テレビを見ながらゆっくりくつろいでいるときなど、飼い主さんもわんちゃんも落ち着いているときにするのがおすすめです。

 

 わんちゃんが好きなすべての人におすすめしたい

シニア犬のための1Dayマッサージセミナー、わんちゃんが好きなすべての人におすすめしたいです。

 

わんちゃんを飼っていない人

→わんちゃんを飼うことの幸せも現実的な面も事前に知ることができる

→マッサージの知識を得るだけでなく、わんちゃんと触れあいながら実践できる

 

若いわんちゃんを飼っている人

→シニア期を迎える前の準備になる

→今からできる予防を始められる

 

シニアわんちゃんを飼っている人

→シニア期に関する悩みを先生に相談できる

→愛するおばあわん・おじいわんと少しでも長く幸せに生きられるようになる

 

共通して言えることは、わんちゃんがもっと愛しくなる!

次回は、1月23日(日)に開催されるようです。

 


ぜひぜひ参加されてみてください!

 

あー。わんちゃんが大好きだ。