会社をやめたい。何かをしたい。でも一歩を踏み出すのが怖いのは、攻略本がないから。
会社をやめたいけど、そんな勇気はない。
何かをはじめてみたいけど、自分には無理なんじゃないか。
もどかしいですよね。身動きが取れないんです。
もんもんとするこの状況からどうしても抜け出したくて、あがいていたらふと気がついたことがあったんです。
怖くて先に進めないのは、攻略本がないからではないでしょうか?
進みたい未来への正しい道を教えてくれる本
ゲーム好きの人にとってはお馴染みだと思いますが、もし知らない方がいらっしゃったときのために。
攻略本とは、言い換えればゲームのガイド本。
AとBどの道を選べば宝を手に入れられるのか、ここでどんなアイテムを使えば扉が開くのか。
そんなヒントが書かれた本のことです。
私は小さいころからゲームが好きなのですが、ゲームを買うときは必ず攻略本も一緒に買っています。
最近、こんなことがありました。
小学生のころにハマっていた任天堂ゲームボーイのカセットを、クローゼットの奥から引っ張り出してきたときのこと。
私はゲームをするときいつも、手元には攻略本かスマホで攻略サイトを開いて置いておきます。
でもそのゲームはあまりにも古いため攻略本がなく、一応検索してはみたものの攻略サイトもありませんでした。
困ったなぁ〜ここどうするんだったっけ。
幸い、大好きで何度もなんどもやりこんだゲームだったので大体の進め方は頭で覚えていたのですが、攻略本がないと落ち着かずソワソワしてしまう自分に、ふと疑問を感じました。
本来ゲームは、攻略本がなくてもクリアできるようにできているはずなんです。
どこに行けばいいかわからなくなってしまったら、村人に話を聞いたり、不自然な岩を壊してみたり、そうやって次に進むヒントが得られるようにできています。
それなのに私は、自分で道を探そうとする前に、ハナから攻略本に頼っていたんです。
ではどうして攻略本に頼ってしまうのでしょうか?
早くエンディングを見たい。
有利にゲームを進めたい。
無駄なく効率よくプレイしたい。
その理由は、こんな思いがあったからでした。
初めてプレイするゲームに攻略本がなかったら、私はきっといつまで経ってもマサラタウンにいると思います。
こっちを選んでゲームオーバーになったらどうしよう。
住民に嫌いなものをプレゼントして嫌われたらどうしよう。
進む勇気が出ないのは、確証がないから
攻略本がないために戸惑ってしまった自分の姿には、見覚えがありました。
会社をやめて自分らしく生きるため何かを始めたいのに、私にはできないできないとばかり言っている自分の姿です。
どうして一歩が踏み出せないのかというと、
会社を辞めて今よりもっと酷いことになったらどうしよう。
自分がやりたいと思っていることが想像通りの未来に繋がっているのかわからない。
こんな不安があるから。
ゲームにはセーブとリセット機能があっても、人生にはないんです。
そりゃ怖くもなります!
だからとにかく勇気を出して頑張ろう!!とはいかないのがネガティブ人間のめんどくさいところ
私です。
「でも、だって、が口癖だよね」と言われます。
いきなり進むのは難しい。
それならせめて、進めない理由を深く掘り下げて自覚して、ゆっくりでも回り道してみるのはどうだろうか。
レベルが低くて進めないのなら、キャタピーでいいからいっぱい倒してみればいい。
攻撃を受けて目の前がまっくらになるのが怖いなら、キズぐすりをいっぱい買ってみたらいい。
私は、自分の好きを発信するブログを作りたい。作りたかったんです。
好きなことならいくらでも書ける!と思ったのに、いざブログを作ってみるとまったく筆が進みませんでした。
どうしてだろう?と考えてみたら、好きな気持ちは大きくても知識がない私は、その程度で偉そうにと思われたり、間違ったことを書いてしまうことが怖かったんです。
だから、まずはたくさん勉強しようと決めて、資格の取得を目指しています。
時間はかかるかもしれませんが、だって攻略本がないんだもん、きっとそういうもの!