参加してきました!アラサーからはじめる、好きを仕事にする働き方トークセッション!

ナナ・シーです。

先日Twitterで告知が上がってからずっと楽しみにしていたイベントに参加してきました!

好きを仕事にしている、5人の女性たちのトークセッション。

 

 

会社をやめようか悩んでいる、働き方に悩んでいる、フリーランスに興味がある方などにおすすめのトークイベントということ、さらには「好きを仕事にする働き方」というワードにぐっと心を捕まれ、これは行くしかない!と、すぐさまイベントと名古屋行きの夜行バスチケットを購入。

 

さきほどイベントが終わったのですが、お尻の痛さに耐えて名古屋まで来た甲斐がありました…!

トークの流れや詳しいレポートはTwitterの#にぶんのいっ会議でツイートしてくださっている方々がいらっしゃいましたので、個人的に特に響いた部分の感想を書いていきたいと思います。

 

 

貯金額・税金・確定申告などお金の話

 

会社員をやめるときの貯金額はズバリ、いくらあったか?というトークテーマ。

毎月安定した収入を得られる会社員を辞めることって、いくら仕事がいやでも勇気がいりますよね。

転職先が決まっているならまだも、フリーランスで自力で稼いでいくとなると、なおさらです。

フリーに転向した人は実際、どんなもんなの??と、すごく気になるけどなかなか聞けないポイントをテーマにしていただけました。

 

結論からいうと、5名の女性のうち、生活費1年分以上の貯金額があったのは、ユキガオ(@yukigao_22)さんのみ!

毎月かかる生活費、陶芸の道を極めるための学費などをしっかりと計算されて、貯金をされていたそうです。

だからこそ気持ちに余裕を持って陶芸に専念できたということ。

 

ユキガオさん以外の方々は、生活費1年分以上の貯金額はなくノリと勢いで会社を辞めてしまったとのことでしたが、なんとかなったとおっしゃっていました。

でもそれは単に運が良かったわけではなく、会社員をしながらライターやイラストのお仕事を並行していたことで、自力で稼げる力があったからこその「なんとかなった」。

やっぱり、いきなりフリーランスに転向するのではなく、会社員をしながら副業をして、自力でも稼げるという自信を持てるようになった上での退職が理想だと思います。

若いうちは勢いだ!!なんてよく聞きますが、アラサーが果たしてその”若いうち”に含まれるのかは置いておいて、やっぱりある程度の保険は必要だよね、と感じました。

 

それと、皆さんが口々におっしゃっていたことは、税金って高い!!ということ。

会社員の場合、毎月の税金や各種保険料は給料から引き落とされるので、自分でお札を握って納付しにいくよりは、その金額の高さを感じにくいと思います。

でもそれって自分で払いにいくか引き落とされるかで、感じ方の違いでしょ?と思ったら、大間違いでした

会社員の健康保険料って、会社が半分もしくはそれ以上負担してくれているって知ってましたか??

恥ずかしながら、私は今日初めてそのことを知りました…。

つまり、会社を辞めるとなると会社が負担してくれていた分の保険料もすべて自分で負担することになるのです。

毎月の保険料が、少なくとも倍になるんです。

私も今年の春に初めて会社を辞めたあと、1年分の住民税の納付書が自宅に届きました。

大学を卒業して新卒で入社したので、その納付書が自分の手元に届くのは今回が初めてだったのですが、金額を見て目玉が飛び出そうになりました。

給料天引きの場合は1年分を12回に分けて納税できるのですが、そうでない場合は年に確か4回、3ヶ月分を一気に納税しなければならないんです。

結局、会社に給料天引きにしてもらう手続きをお願いしたので12回払いで事なきを得ましたが…。

 

学校では習わない、お金のことや退職時の色々な手続きについては、会社を辞めるときの手続きマル得ガイド(著者:土屋信彦)という本が非常に役に立つそうです。

知っていればもらえていた失業保険など、後々知ったらすごく後悔しますよね…。

計画的に生活費1年分以上を貯金して会社を辞められたユキガオさんがオススメする一冊でした。

 

 

会社員をやめようと決意した最終的なきっかけ

 

このトークテーマでは、特に世良菜津子(@sera_natsu)さんのエピソードが印象的でした。

そのきっかけは、会社の都合で給料を減額され、そのことに関して追求しようとしても、上司も誰も聞き入れてくれなかったこと。

この会社にいたら、いくら仕事を頑張ろうとも自分の評価はずっと同じまま。だったら自分で稼ごうと決意しフリーランスに転向した結果、今では当時の給料の3倍も稼ぐことができているそうです。

本当は100できる人が、20しか評価してくれないところにいるのはもったいない。

世良さんの、その殻を見事に破った姿がかっこいいなぁと感じました。

 

私が今の会社に転職してから、ある日こんなツイートを見かけました。

 

 

自分で言うのもなんですが、転職する前に勤めていた会社では、私は「仕事ができる」と褒められていました。

退職する前にも、一番お世話になった上司からは「きみならどこの会社でもやっていけるよ」と太鼓判を押されていたくらいです。

どネガティブなので、どうせお世辞だと思って信じてはいませんでしたが…。

 

それがいざ転職してみれば、仕事のできないことできないこと!!

私と違って要領の良い同期とは比べられ、扱いの違いをヒシヒシと感じています。

 

どうしてだろう?前の会社では褒められていたのに…。

ほらやっぱり上司のお世辞だったんじゃないか。

 

でもそんなときに上のツイートのことを思い出して、

私が力を発揮できる場所はここじゃないのかもしれない。

とふと思いました。

 

そういえば、最近なんだかネガティブにも疲れてきたんですよね。

でも・だってと自分を貶める言葉ばっかりで、一向に解決に向かおうとしないことが。

 

 

感想まとめ

 

「好きを仕事にしたい」と考えて模索中の私にとっては、やっぱりすごくためになる内容のイベントでした。

 

単純にフリーランスかっこいい!サイコー!自分もなりたい!ではなく、リアルの話を聞いた上で自分はどうしたいのか考えて欲しい。

 

 と、イベントの最後に世良さんがおっしゃっていましたが、まさにそういう考え方ができるようになるイベントだったと思います。

良い面も大変な面も、まだほんの一部分ではあれリアルな実情を知ることができたことで、「好きなこと仕事にしたい」というふんわりしていた夢が、目標になったと感じています。

 

好きなことを仕事にすると聞くと、会社をやめて自由=楽そうというイメージが生まれがちに思いますが、それはまったくの偏見。

会社でなら通じる「失敗しても次があるよ」が通じない、シビアな世界です。

 

今日登壇された5名の皆さん、本当に明るくてキラキラ輝いて見えました。

シビアな世界で努力されているのにあんなに楽しそうに見えるのは、「好きなことを仕事にする」ということの力なんだなと感じました。

 

 あー!私もあんな風になりたい!!

 

もっとこまごまとした感想はたくさんあるのですが、ツイッターで呟いていこうと思います。

 

ユキガオ(@yukigao_22)さん

山城さくら(@skrninjin)さん

たっつん(@tatsuun7)さん

世良菜津子(@sera_natsu)さん

小澤志穂(@nagoyatabijo)さん

主催のmics合同会社さん

 

素敵な時間を本当にありがとうございました!

よし、資格の勉強するぞー!

 

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